血の繋がらない兄

配信日時:2012-07-01 14:11:45

AWALKER VS F★ROUTE
i-mobile

父親が、浮気相手の子(兄)をいきなり連れて帰ってきた。
浮気相手が、黙って勝手に産んで、他の男の子どもと偽って結婚して
暮らしてたらしいんだけど、バレて離婚して子どもおいて失踪したみたいで、
浮気相手の親が、父親と名指しされた父の職場に、その子の手をひいて
おしつけて、去っていったらしい。

いきなり兄の存在を告げられ、おしつけられた父親は、困惑しながらもうちに連れて帰ってきた。
母は「何で!」と怒っていたし、俺も土下座する父とかを見て、オロオロしてた覚えがある。
でもけっこう早い段階で、全員で一緒に晩ごはんを食べることになった。
トンカツとか、そんな普通の晩ごはんだったと思う。
その時俺は、一人っ子で、何かひねくれていて、家で親の言うとおり、まじめにするのが何か
恥ずかしいと思っている子どもだった。食事も好き嫌いはないのに、何となく○○は食べたくないと
偏食してみたり、親が注意しても、箸をきちんともたなかったり、ひざたてて食べたりしていた。
兄は箸の持ち方も食べ方もきれいで、父が食事の最中、「こうでなきゃ」みたいなことを言った。
それを聞いて、何となく負けたくなかった俺は、今までやらなかった、行儀のよい食べ方をしだした。
好き嫌いもせずに食べた。
それを見て、母は「この子は兄弟がいたら、こんなにちゃんとするのか」と思ったらしい。
それだけじゃないとは思うけれど、それきっかけで、母は兄をひきとることを決め、
そのまま兄はうちの子になった。
俺が小学4年生、兄が小学5年生の話。8ヶ月差の年子だったから、それからも
兄ができることは俺もできる、みたいな感じで、宿題とか勉強もするようになり、
ひねくれてた俺は、まともに大学までいけるようになった。

兄は兄で色々思うことはあったと思うけど、今は最初から4人家族だったみたいに
普通の家族でやってくれてる。
今思うとあの場にいた俺以外の3人すごいなーと思う修羅場。



現在の投票ポイント
12

気に入ったら↓をポチっ

アクセス総数:3891


(C)2chレス保管庫